エアコンの室外機にできたハチの巣の対処法

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今回はエアコンの室外機にハチの巣ができてしまった時の話をしたいと思います。

このケースは年間の出動の5%ほどもないのですが、これもまた厄介なケースのひとつです。少なくともお客様自身で駆除されることはお勧めできません。

このご時世ですので、ネットで検索すれば駆除の仕方等は出てきます。

簡単に駆除の仕方を言うと、室外機をビニールでくるんでしまってその中に殺虫剤を充満させるのです。

なぜスプレーを使わないのかというとそれは室外機の故障を防ぐためです。室外機にはモーターをはじめいろいろな機械が内蔵されています。そこに化学薬品をかけるわけですから、リスクが発生しないわけがありません。

もちろんスモークタイプの殺虫剤も化学薬品ですから、そこにリスクは発生しますが、液体状のスプレーをかけるよりは遥かにマシというわけですね。そして、このビニールを撒く作業がまた大変です。このケースのほとんどでアシナガバチが巣を作っているのですが、当然餌を取りに出ているハチが戻ってきます。そうするとビニールを巻いている最中にハチに刺されるということが起きてきます。また殺虫剤が高温になるため、ビニールを溶かしてしまって室外機に跡が残ってしまうなどのリスクもはらみます。

また殺虫した後で巣を外す作業も大変だったりします。使っているエアコンの室外機に巣を作られてしまった場合、ファンのところまでは巣を作りませんから、まだそれほど大きくならないケースがほとんどです。しかしエアコンを使っていない場合、ファンの部分を巻き込んで巣を作っていることがありファンをきれいするなどの作業が必要なため、カバーを外す必要がある大作業になります。巣を除去したからと安心して作業をしていたら、外で活動していて戻ってきたハチに刺されるといったことも考えられます。

きっとお客様が気になるこの場合の料金ですが、基本料、出張料、スズメバチ対応の料金の他に特殊作業料、清掃料、巣の撤去料金、戻りバチ対策などしていくと多くの場合3万~5万くらいで収まることがほとんどです。ただ、巣の位置や大きさによってはスプレーで対応することもできなくはないです。故障のリスクをお客様に負っていただくことにはなりますが、スプレーで対応できる場合は値段がグンと下がって2万円前後まで落とすことも可能です。今のところ対応した案件で「室外機が使えなくなった」という話は聞いておりません。

その辺りはやはりいろいろなケースを対応してきた我々にお任せいただき、現地の様子をみた上でお客様と相談して対応を決めていきたいと思いますので、お気軽にご相談いただければと思っております。

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