ガラリってご存じですか?通気口のことを意味するのですが、ここに丸形のカバーがついているお宅多いと思います。
今回はそこに巣を作られてしまったケースをお話しします。
「ハチがたくさんいるのだが、巣が見つからない。どこかに巣があるんじゃないかと思う。」というご相談でした。巣がどこにあるかわからないというケースは我々にとってもリスキーです。全く気が付かずに巣に接近してしまうということがあるからです。この場合は、作業時間と巣を探す場所、お値段をお客様との話し合いで決め、もし見つかった場合はさらに巣の駆除をするかどうか、改めて金額を確認するという形になります。なぜかというと、ハチの種類は飛んでいるものから何となく推測できますが、巣の大きさやその位置、駆除のしやすさがわからないからです。
ただ、今回お話ししているケースについては比較的すぐに見つかりました。明らかにハチが集まっていく場所があったからです。それが「ガラリの中」でした。元々陰になっていて日が当たりにくいうえにハチの巣もそれほど明るい色ではないため、近くで見ないと気付けないですよね。ガラリのカバーの中という特殊な状況もあり、巣はあまり大きくなりませんでした。ただ、通気口からすぐなため、はめ込み方によっては室内にも入ってきて厄介です。また家と家の間が狭いと作業がしにくくて、値段が上がりやすい場所でもあります。
今回お話ししたケースは道路に面した側の1階と2階の間くらいにあり、脚立で何とか対応できたため、巣の駆除はそれほど高くはなりませんでしたが、それでも、巣の探索とのお値段を合わせればなかなかの金額になります。ですが、ガラリのカバーの中なので、掃除もしづらいケースだったのですが、「見えないところなので」ということで、清掃を諦めていただいたことで、お値段を少し値引きすることができました。今回のケースのように、お客様とスタッフでしっかりとお話をしたうえで、両者納得の上で作業をするというのがとても大事だと考えています。
業者さんによっては、作業をし終わってから「作業が追加になった」と言って値段を上げてくるところもあると聞きます。安すぎる業者さんは危険です。必ず、「作業前の値段以上の料金にはならない」「必要な場合はその都度お話をする」ということを約束してくれる業者さんを探すことが大事です。また、作業を始めたのに、途中でやめられてしまうのも厄介です。その料金でどこまでしてくれるのか確認することも大切です。その点、当店ではきちんとお客様と値段の確認をしたうえで作業に当たるようにしております。
ハチでお困りの場合は、ぜひ一度ご連絡ください。
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