アシナガバチはスズメバチ科のハチであり体長12~26mmの比較的おとなしい性格のハチです。アシナガバチは花の蜜などを食べたりしますが、芋虫や昆虫などを食べる肉食です。
ハチ駆除を行う際には大きく3種類のハチに限られます。今回はその中のアシナガバチについてお話ししたいと思います。
市街地や公園などの身近な場所に生息するケースが多いためアシナガバチを見かける機会も多くなっていると思います。アシナガバチはお尻に毒針を持っていますが、巣を刺激したり、直接触ったりしない限り刺してくることはありません。しかしその毒針に刺された場合痛みが強くスズメバチに刺されたのと同じくらいかそれ以上に痛いと感じる人もいるので注意が必要です。また、アシナガバチに刺されてアナフィラキシーショックを起こすこともあるので、アシナガバチを見つけても近寄ったり、刺激を与えたりしないように十分気をつけてください。
アシナガバチはミツバチと異なり女王蜂のみが越冬し、春先に巣作りを開始します。
そのため、冬眠から目覚めてすぐの女王蜂は体力が落ちており、攻撃性が低いので、こちらから手を出さない限りは襲ってくることはありません。しかし6月頃になると働き蜂が羽化し、個体数が急速に増えて巣の拡大も進むため、6月以降に巣を刺激すると働き蜂の一斉攻撃を受けるおそれがあります。また7~8月頃に最盛期を迎えるため働き蜂の攻撃性は最高潮に高まるので絶対に刺激しないようにしてください。さらに9~10月頃の秋になってもスズメバチの攻撃性は増すことがあるので注意が必要でしょう。
秋はスズメバチの新女王蜂の誕生シーズンで、働き蜂が新女王蜂を守ろうとするためです。
アシナガバチの巣は軒下や屋根の下など、日陰で天候の影響を受けにくいため、アシナガバチの巣を作られやすいです。また軒下以外でも、雨が当たらないような場所、例えば家の突き出し部分の真下など、屋根のある玄関先や、出窓の下といったような場所も、巣が作られることがあるので、アシナガバチを見かけたら注意して探してみてください。
アシナガバチをそのまま放置していると、自身や周りの方が刺されてしまうこともありますし、刺された結果アナフィラキシーショックを引き起こすこともあるので、アシナガバチを見つけたら刺激を与えずなるべく早めに駆除することをおすすめいたします。
ハチ駆除名古屋では即日対応しておりますので、お困りごとがありましたら気軽にお電話いただけますと幸いでございます。
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